知ってほしい
小児歯科・小児矯正のこと

舌に問題があると滑舌が悪くなる?

舌を出して笑う男の子

小さな子が頑張って話していると、少し舌たらずでも可愛さがありますよね。 成長して5歳くらいになると、大人と同じように話すことができるようになります。 ただし、ある程度の年齢になっても滑舌がうまくいかない場合には少し問題です。 滑舌が上手くいかない原因は、「舌の位置」「舌の筋力が未発達」なことが関係しています。

ポイント1 口呼吸で低舌位

歯科衛生士と女の子

舌の正しい位置は上顎のポコっとした部分についている状態です。

ただし、口呼吸をしていると、舌は下の前歯の裏側にきてしまいます。 これは、「低位舌」と呼ばれる位置で、正しい舌の位置ではなく滑舌の悪さにつながってしまいます。

また、前歯が押されるので、「歯並び」にも悪影響を与えてしまうため、まずは口呼吸を早めに改善することが大切です。

ポイント2 舌の筋力が未発達

舌が低位舌だと、筋力が発達せず、滑舌が悪い原因になってしまいます。 発音をする時には、舌の先をうまく使う必要があるのですが、そのためには舌の筋力が必要です。 舌が正しい位置にあると、舌が鍛えられているのですが、低位舌は鍛える機会が少ないのです。

低位舌を解消するためには

マウスピース矯正について説明する女性歯科

マウスピースを使って自宅でできるトレーニングをしましょう。

口呼吸や低位舌は親御さんやお子さんも気づきにくく、自分で改善するのは難しいものです。 ただ、滑舌が悪いと感じるなら、そのまま放置せずに矯正歯科に1度受診しましょう。 お子さんのくせを解消して整ったお口の環境を作っていきましょう。

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